しあわせについて本気出さずに考えてみた
ミャンマーの平均月収はおおよそ8,000円ほどらしい。
もちろんヤンゴンなどの都市部ならもう少し多いし、そうじゃなければそうじゃないけれども。
わたしの住んでいる場所だとヤンゴンほどではないにせよ、けっこうにぎやかではあるので7,000円ぐらいなのでしょうか。
よくいくレストランの店員はそのぐらいの給与でした。
うちのスタッフは平均と比べるとだいぶ高いですが、ミャンマー人特有の一族でちょっとずつ稼ぐというスタイルを考えると平均からだいぶ下がる給与の方も多いでしょう。
毎日外食して毎晩ビールをのんで日ごろからタバコを吸う絶滅危惧種な日本人の若人である私の月に使う額を考えると、平均じゃ足りないですけどミャンマー人外食しないし、ビールも飲まない人多いですし、どうにか暮らしていけるんでしょうね。(タバコは男であればみなさん吸うぐらいスモーキーな社会ですが)
娯楽が少ないのも良くも悪くも関係しているのかもしれません。
実際、平均以上もらっている人間は余ったお金は家族に送るというのがスタンダードです。ときどき??って感じの無駄遣いしていますけどしっかりしてるなぁと思うことのほうが多いですね。
ミャンマーと聞いたら貧乏な国だと思う日本人が多いと思います。
私もそういうイメージがあったときもありましたが、数年暮らしてみて基本的には社会で必要なだけの支給があって、彼らなりのしあわせの中で生きているんだと感じるようになりました。(あくまで私の見える範囲での話で絶対に日本人では計り知れない苦難の中にある人がいるというのはわすれてはいけませんが)
私も彼らを見習って身の丈にあった生活を意識し、労働に励むことで平均収入に追いつくことを目標に日々がんばろうと思う次第です。
てーざ
突然の雨にうたれて
ミャンマーは今雨季から乾季に切り替わる時期で、最近だと大雨に見舞われるということもなくなりました。
特に今年は例年にないほど豪雨が続いて、過ぎてみれば
テスト週間が明けた半ドンの午後
くそ暑い中、そうめんがゆであがったとき
イワヤマトンネルを抜けた瞬間
のような気持になります。
なんですけどね。
今日は野暮用でミャンマー人スタッフと珍しく外回りに行っていたのですが、ちょうど土砂降りにやられまして。
もう滝のような雨に轟音轟雷で1時間ほど出先で足止めを食らいました。
ずぶぬれで放心していたんですが、改めてなんでこんな国でこんなことをしているのかと感じましたね。
10年前の僕に言ってあげたい。
「君は将来、勤務中にTシャツ短パンでスプライトをのみながら知らない人の家で雨が上がるのを待ってる。そんな大人になる」
10年後の自分からはもう少し生産的なヴィジョンを提示していただきたいですね。
てーざ
ながれついて、ミャンマー
あまりにも自分の生活がたゆたっている印象なので、振り返りのためにブログをはじめます。
趣味みたいになって楽しめればいいかな、と思います。
てーざ